W・E・I

小説をメインに活動しつつ雑記も書きます、そんなブログ。 その名も「Watching・Entertainment・Information」略して「W・E・I」

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東人

Author:東人





ご意見、ご感想などがあれば是非とも下さい。全力で返事をします。それと、おまけで小説のの「予告にならない予告」記載中です。
あなたは


回オンドゥル語を言ったそうです(古っ

大学生活を送ることになり、講義中に寝る癖をつけてしまい憂鬱になりつつ、レポートに追われてクライマックスな心境の何処にでもいる普通の大学生。ここ最近は小説をメインにひっそりと活動中。まぁ見てやってください。
なおこのブログはカレーの妖精とりんごに目が無い賢狼と、そしてオンドゥルライドの登場を全力で応援中です。

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虎ねぇ!

かけた。さて次はどうなるかな・・・・もしかしたら2つ連続で落とすかも知れません。内容の量によりますがねw

しかしまぁ・・・・・ここ2話はずっと虎姐さんのことしか書いてない!もうここまで書いてると悲しくなってくるぞ。良いキャラです。上級アンデッドの中でMVPをあげたいっ(え。

それではいってみましょう
仮面ライダーという名の仮面
Meaning 意味などもう失った

光は石板、モノリスを力強く叩いた。
「アンデッドを倒せばこの石板が現れ敗者を封印する・・・・!」
光の声は怒りに震えていた。もう一度力強く叩いたが石板はびくともしない。
「なぜだ・・・・なぜ私が戦っているときに姿を現さなかったのだ、マスター!!!」
「それは、現代のバトルファイトは私によって支配されているからだ・・・・」
天王寺は囁くように言う。光は天王寺を睨みつける。
「なんだと・・・!」
「そもそもこの戦いは、不幸な事故で引き起こされたものだ。そこに・・・・神の意志は介在しない」
「神・・・・?マスターのことを言っているのか」
「すべてのアンデッドの封印は近い。ライダーはティターンの手によって滅ぼされ、この戦いは終わる」
光は天王寺とモノリスに背を向けて部屋から出て行こうとした。
「この戦いは神の手によってはじめられたものではない。君がいくら戦おうともアンデッドを封印することはできない。勝者にはなれないのだ」
ゆっくりと光が振り返る。その目はいまだ怒りの色を示し、手は白くなるほど強く握られていた。
「ライダーにアンデッドを封印させ、今度はそのライダーを同士討ちさせる・・・・・。お前の真の目的はなんだ!!」
光は天王寺の胸倉をつかんだ。
「言え!!!!」
しかし天王寺は全く動じなかった。光の声が空しくこだまする。その時光は急に掴んでいた手を離した。この男の近くにいると、無性に気分が悪くなる・・・・久しく感じた感情。それは恐怖だった。
「・・・・」
「怖いのか?このカードが」
天王寺は胸の内ポケットから一枚のカードを取り出した。そして表を光に向ける。それは光の見たこともないカードだった。
「なんだ・・・・そのカードは?」
一万年前の中にいたアンデッドにあんなものはいなかった。光が知らなくて当たり前だ。そのカードの中にいるのは現実に存在はしない、幻想の中の存在だった。しかし今を生きる人たちはこう言うだろう。『地獄の番犬』だと。光はそのカードから感じる気配に圧されていた。そして今度こそ部屋を出て行った。廊下から叫び声が聞こえてくる。天王寺は一人、モノリスを背に息を吐いた。あの虎を追う必要もない。なぜなら、
「もうどうせ行き場はない」


白井邸のその日の夕食は鮭のホイル蒸しだった。ホイルの下にベーコンを入れ、その上に鮭を乗せ、おまけに玉ねぎやえのきを入れてフライパンで蒸せば完成だ。手軽に美味しく出来る料理である。剣崎と栞はすでに食べていた。しかし、
「虎太郎、早く食べないと冷めちゃうぞ」
虎太郎はいまだパソコンの前にいた。出版社から帰ってきてからずっとこの調子だ。
「うーん、もうちょっと・・・・」
そして虎太郎が新しいページを開こうとした時、別のページが割り込んできた。それと同時にパソコンから音が発せられた。栞は急いで虎太郎からマウスとキーボードを奪う。
「アンデッド・・・・!レンゲルもいるわ」
栞は位置を告げた。ここから飛ばして10分ほどだ、剣崎はそう思った。
「わかった」
最後の一口を口に入れて剣崎は走り出した。少し遅れてバイクのエンジン音も聞こえてきた。栞は解析を急ぐ。
「このアンデッド・・・・今までのものと違う波長をもってる・・・・」
栞は首をかしげて解析を続けるのだった。


腕を振り上げ跳びかかってくるアンデッドに対してレンゲルは即座に杖を取り出した。すぐに両端が伸びて身の丈ほどの長さになる。そしてアンデッドの攻撃を受け止めた。だがすぐにアンデッドの背中から触手が伸びてきた。その先端には針のようなものがついていた。
「っ…!くそっ」
レンゲルはアンデッドの腕をはじいて後ろに跳んだ。その間、襲ってくる触手を叩き落とす。間合いが開いた。
「気持ち悪い奴だな!」
レンゲルは叫んだ。右半身は紫色で甲殻質、そして左半身は緑色をして鱗のような皮膚だった。そして体中を粘液で覆っているのか光っている。レンゲルはこいつが急に襲いかかってきたときのことを思い出した。光を探していたところ、何処からともなくこいつが襲って来た。近くにそれらしき影も一切なかったはずなのに。そうして睦月はレンゲルにすぐに変身し、攻防が繰り広げられている。そこまでたどり着いて、レンゲルは考えるのをやめた。腰のカードホルスターから一枚のカードを抜き取った。それをラウザーに通しアンデッドの力を使役する。
『ブリザード』
瞬時にして冷気が周囲を覆う。杖の周りに集中していく。その影響で空気中の分子が動くのをやめ、杖が通った後は一瞬にして固体へと戻り再び昇華していく。レンゲルはその冷気をティターンに放とうとしたが、ティターンは周囲の景色に溶け込むように消えてしまった。
「何!?どこだ・・・・」
レンゲルは必死に周囲の気配を察知しようとする。まだ逃げていないはずだ。そしてレンゲルは背後に何かいると本能的に感じた。
「そこか!」
冷気を放つ。通り道の空気は凝縮し、その先にいたティターンが姿を現し凍りついていく。そして体全体が氷に包まれた。レンゲルはそれを破壊しようと駆け寄る。だが、氷が音を立てて砕ける。
「!?」
ティターンが内側から氷を砕いた。触手を伸ばし、穴を開けそこから氷を砕いていった。レンゲルは驚きながらも右手で杖の真ん中を持ち地面と水平にしながらティターンに迫った。そして頭上まで降りあげて両手で袈裟に振り落とす。ティターンは右腕の甲殻質の腕で防いだ。鈍い衝撃がレンゲルにも返ってくる。動きの止まった杖を左手で掴む。そして得物を奪おうと力を込める。
「くそっ・・・・」
レンゲルがそう呟いた時、バイクのエンジン音が聞こえてきた。そして足音と、自分と同じものであることを示す宣誓のような言葉も聞こえてくる。
「変身!」
『ターンアップ』
ブレイドはレンゲルとティターンの間を引き離そうと剣を抜いた。ティターンに向かって袈裟に剣を振るう。ティターンはレンゲルの杖を諦めて二人から離れた。
「剣崎!」
レンゲルはブレイドを睨んだ。そして杖でブレイドの胸を打ちつけて弾き飛ばした。
「俺に助けなど要らない!来るな!!」
「睦月!」
レンゲルは杖を構えて走り出した。ティターンの胸に突きを打ち込み、怯んだすきに地面に叩きつけるように杖を力任せに首筋に振りおろした。しかし甲殻質の部分だったせいかダメージが思っていたよりも低い。そう思い右手は順手のまま、左手を逆手にして杖を上へと振りあげた。ティターンの体は宙を舞った。さらに追撃を仕掛けようとレンゲルは距離を詰めた。しかし、それがうかつだった。倒れたティターンの背中から触手が飛び出した。
「!!」
レンゲルの動きが停止した。レンゲルの首には触手の先端の針が刺さっていた。
「なんだ!?」
ブレイドは立ち上がりその様子を呆然と見ていた。針が抜かれるとレンゲルの前に紫のスクリーンが現れて変身が解除された。ティターンは立ち上がり姿をくらました。ブレイドは睦月に駆け寄った。
「睦月!!」
睦月は苦しそうに首を押さえていた。さっきの針が刺さった場所だ。すぐさまブレイドは通信回線を開いて応援を呼んだ。


光はビルの屋上をひたすら跳び移っていた。だがアクロバットに、まるでヒーローのように転々とビルを駆ける光の顔は険しい。大きなヘリポートに着地した時、光は不意に立ち止まった。
「くそぉぉぉぉぉぉ!!!!」
近くにあった貯水タンクを仕切るフェンスを殴った。大きくひしゃげた。

何のために闘う?自分に問う。

種の繁栄のためだ。返事が返ってくる。

しかし今のバトルファイトではそれを叶えることができない。自分の誇りをかけてきたはずの、これまでの闘いはいったい何だったのか。自分のプライド、ここにいる理由がズタズタに引き裂かれ、無くなってしまった。もうこの世界には居場所がない。光は再び夜のビルを駆けだす。たとえようもない怒りと悲しみはどこにもぶつけることができなかった。

そうしてたどり着いたのは一件のバーだった。


急いで虎太郎は車で駆け付け、睦月を乗せて屋敷に直行した。剣崎もその後を追走した。屋敷に到着し剣崎は自室に睦月を担いでいった。その間ずっと睦月はうなされるように呻き続けていた。虎太郎がすぐに水の入った桶とタオルを持ってきた。湿らせたタオルを睦月の額に乗せた。
「ひどい熱だ。何かあったの?」
「たぶん・・・・アンデッドの毒を受けたんだと思う」
剣崎はレンゲルの首筋に刺さった触手を思い出した。
「天音ちゃんの時みたいに抗体を見つけないと・・・・・このままじゃ病院に行っても仕方ないよ・・・・」
虎太郎の言うとおりだった。抗体を見つけなければ睦月の毒はおそらく治せないだろう。しかし栞がアンデッドサーチャーで探して見た結果、アンデッドの反応は無しだという。ただ無駄に時間が過ぎていくだけだった。そしてアンデッドポイズンは徐々に睦月の体に浸透していくのだった。

夜が明けた。望美はまたおにぎりの入った袋片手にあのバーに来ていた。バー『Clover』は来店を許すかのように鍵が開いていた。恐る恐るゆっくりと望美は中に入っていく。中は薄暗くて照明も付いていないようだった。日光が数少ない窓から入り込んでいた。
「睦月・・・・?」
人の気配がした。望美は暗闇の中に向かって言った。
「昨日の・・・・何あれ?脅かさないでよね」
その言葉は乱暴なものの強がっているように聞こえる。
「でも・・・・ごめんね。これ、お詫び」
望美はおにぎりの入った袋を差し出した。足音が奥から聞こえてきた。そして日光にあたって姿を見せた。女だった。
「あなたは・・・・・」
とたんに望美の表情がこわばる。望美はその人に見覚えがあった。昨日ここで睦月と言い争っていた人だ!
「なぜだ・・・・」
ゆっくりと吐き出すように光は言った。彼女から発せられる威圧感に望美は圧されてしまう。
「なぜ貴様たち人間が繁栄を謳歌し・・・・我が種族は世界の片隅で生きていかなければならない・・・・・!!」
光は望美に近づき、
「出ていけ・・・出て行かないと、喰い殺す!!」
望美の肩を掴んだ。そして瞬時に本当の姿である虎へと姿を変えた。肉を噛み切る為の歯が剥き出しになる。
「グルルルル・・・・!」
望美は異形の化け物を目にして体を強張らせた。手に持っていた袋が落ちた。だがその目は決して死んでいなかった。
「怖く・・・ありません!」
さらに虎は威嚇した。それに反するように望美の目は強さを秘めていく。
「怖くありません!あなたも、睦月も!!」
そして最後にはっきりといった。
「怖くない!」
そこで虎はようやく悟った。この娘の目の光が強くなっていく。それに対して自分はどうだ?こんなもの、ただのこけおどしだ。勝敗はやる前からわかっていたのだ。自分の目が、戦士としての誇りが、すでに死んでいる時点で自分の負けだった・・・・・。望美の肩を握る力が次第に弱くなっていった。ついには両腕がだらんと下がった。
「・・・・・」
虎は黙って俯いた。その時、バーの扉が開いた音がして誰かが駆け込んできた。
「望美ちゃん!」
橘だった。タイガーを見つけるや否やタックルした。何の抵抗もなくタイガーは壁に叩きつけられた。
「橘さん!?」
橘は昨日睦月が庇ったというアンデッドを探していた。睦月が根城にしていたバーに来てるのではないかと思ってきてみた結果、このようなことになっていた。
「望美ちゃん。睦月が今大変な目に遭ってる・・・病気なんだ。傍にいてやってほしい」
そして白井邸の場所を望美に告げた。望美は急いでバーから出て行った。虎はゆっくりと歩いてきた。橘は身構えるがタイガーに戦闘の意思はなかった。その視線は足元のおにぎりを見ていた。
『食うか?』
公園で食べた時のことを思い出した。タイガーは人間の姿へと戻った。
「睦月・・・・・・・」
その目は輝きを失っていた。落ちたおにぎりの前に立ち、崩れるように両膝をついた。そしてその中から一つをそっと取り上げる。
「これ・・・・おいしかった・・・・」
橘はただ黙ってその様子を見つめることしかできなかった。

それからしばらく経ち、光は黙って落ちたおにぎりをすべて拾い袋の中に入れた。立ち上がり手近な机にそれを置いた。そして、
「頼みがある」
橘に向かって言った。その目は再び輝きを取り戻していた。
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