W・E・I

小説をメインに活動しつつ雑記も書きます、そんなブログ。 その名も「Watching・Entertainment・Information」略して「W・E・I」

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東人

Author:東人





ご意見、ご感想などがあれば是非とも下さい。全力で返事をします。それと、おまけで小説のの「予告にならない予告」記載中です。
あなたは


回オンドゥル語を言ったそうです(古っ

大学生活を送ることになり、講義中に寝る癖をつけてしまい憂鬱になりつつ、レポートに追われてクライマックスな心境の何処にでもいる普通の大学生。ここ最近は小説をメインにひっそりと活動中。まぁ見てやってください。
なおこのブログはカレーの妖精とりんごに目が無い賢狼と、そしてオンドゥルライドの登場を全力で応援中です。

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アダルト系のコメント等は正直やめてもらいたい!見つけたら削除しますのでそこんとこよろしくお願いします。



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定義を教えて

一応目処が立ったので一足早めにアップ。

本当は2話まとめてあげるつもりだったんですがねww

それではっ
仮面ライダーという名の仮面
Leangle 1 
光と闇と共に、少年は本当の強さを知る

始は遥香から頼まれてお使いに行っていた。遥香はハカランダから出ることができない、天音は学校でその代りに始が行くことになった。紙に書かれたものをさっさと買って始は駅前のスーパーを出た。昼前のせいか、スーパーの周りは人が多かった。その中若い男が歩いているのは些かおかしなものだったが始は全く気にはしていない。そんな中、
「ジョーカー」
はっきりと始の耳にその言葉が届く。始は目だけ動かして辺りを見た。それと同時に自分と同族の気配がないかも探知する。そうしながら歩いていく。やがてスクランブル交差点を目の前にして立ち止った。赤信号だったからだ。この手の信号は歩行者と車とを完全に分けるために少し時間がかかる。やがて始の隣に眼鏡をかけた男が立った。紛れもない、最後の上級アンデッドだった。しかし両者にとってはこれが初対面ではなかった。
「何の用だ。カテゴリーK、なぜここに来た?」
独り言のように言ったが相手にはちゃんと伝わっているらしい。金居はメガネのブリッジを指でくいと持ち上げた。そして独り言のように言う。
「久しぶりだな、ジョーカー」
「何の用かと聞いている」
始は冷徹に言った。
「今日は戦いに来たわけじゃない。話がしたくて来た」
「アンデッドと話すことなどない」
その言葉には殺意が込められていたが金居はものともしない。
「いいのか?周りの人間を巻き込むことになるぞ?」
始は周囲を見た。そして小さく舌打ちした。信号は青になったのに二人は一歩も動こうとしなかった。
「ずいぶん人間に馴染んでしまったらしいな。まぁいい、俺の話を聞け」
全て金居の考えたとおりだった。ただしここからは違う。交渉がうまくいくかどうかはわからない。
「貴様も分かっている通り、バトルファイトも終焉が近い。ここで取引をしようと思ってな。俺と手を組まないか?」
「アンデッドと取引をするつもりはない」
始ははっきりと拒絶の言葉を告げた。再び殺気が迸った。
「俺と闘っても意味がない。お前たちライダーはいずれ互いに滅ぼしあうのだからな」
「何!?」
始は驚いて思わず横を向いた。そこにはもう金居の姿はなかった。まるで最初からそこにいなかったかのように消え去っていた。金居の最後の言葉が気になった。
「ライダーが滅ぼしあう・・・・?」
信号は青に変わった。始は歩き出した。


毒は彼の体を徐々に蝕んでいた。肉体的な変化は見られない。むしろ精神的なところにあった。
「うっ・・・」
少年の心に張り巡らされた幾重もの蜘蛛の糸。その中に少年はいた。自分が望んでいた蜘蛛との一体化。そしてその蜘蛛の巣の中心には、もちろん蜘蛛がいた。その蜘蛛が、己の闇を象徴するかのような存在が、
「カイホウシロ!!」
と叫ぶ。蜘蛛はさらに糸を張り巡らしていく。糸は少年の精神に深く、深く絡みつく。やがて意識は蜘蛛の本能に支配されていく・・・・・

虎太郎は睦月の様子を見るために部屋に入った。熱は昨日の夜に引いた。その後はずっと眠り続けて朝を迎えていた。部屋に入ったときの音で気づいたのか、睦月が目を開いた。
「あ、気がついた?」
虎太郎が心配そうに睦月を見る。以前は天音のことで腹を立てていたが彼の本来の性格のせいか、どうも困っている人に対しては弱いらしい。

しかし程なくして虎太郎の絶叫が屋敷一帯に響き渡るのだった。

「うわぁぁぁぁぁ!」
と同時に聞こえてくるのは「どん!」という鈍い音。それを聞いた時、剣崎は口に含んでいたお茶を吹き出しそうになった。むせながら剣崎と栞は目を合わせた。
「げほっ・・・虎太郎!?」
「何かあったのかしら?」
二人はすぐに上につながる階段へと向かう。すると、階段の踊り場にはタンクトップ姿の少年が立っていた。
「睦月!?」
しかし睦月は呼びかけに答えない。少年の目は異様に殺気が迸っており、やや猫背気味で人間らしくない。どちらかと言えば動物のように見えた。
「うぅ・・・・!」
睦月は踊り場から跳んだ。高さがあって生身の人間なら正直危ない高さなのだが睦月は4つんばいで剣崎と栞の前に着地する。二人は驚いて半歩下がった。
「おい、大丈夫か!」
その声も無視して剣崎と栞を押し退けた。そして向かったのは外へと続く扉だった。乱暴に靴をはき、睦月は外に出て行った。剣崎はその後を追いかけるよりも上の様子が気になった。2階に向かい、さらに屋根裏に向かう階段がある。剣崎は部屋の中に入った。
「虎太郎!」
虎太郎は壁にもたれる形で倒れていた。部屋の中はぐちゃぐちゃに荒らされていた。布団はなぜか机の上で広げられ、椅子はひっくり返っていたり、誰が暴れたのかはさっきの様子からしてわかる。剣崎は虎太郎に近づいた。虎太郎は呻きながら目を開いた。
「どうしたんだよ?何があった?」
虎太郎は剣崎に支えられながら立ち上がった。
「急に睦月が立ち上がって、僕を突き飛ばしたと思ったら部屋を滅茶苦茶に荒らしていった・・・・・」
頭でも打ったのか虎太郎は首を横に振った。どうして睦月があんなに豹変してしまったのか?あの毒のせいか?理由こそわからないが彼を止める必要があった。
「睦月を追おう」
そう言って二人は急いで出ていく。

意外なのか当然なのか、睦月は走るスピードは速い。追おうとした時には、睦月とはかなり距離が離れてしまっていた。あっという間に牧場を抜け、柵をひょいと飛び越えていった。3人はその後を追う。その先は森林公園だった。そこでようやく剣崎が追いついた。剣崎は睦月に組みつく。
「待て睦月。どうしたんだ!」
しかし睦月は剣崎を振りほどこうともがいた。強引に振りほどかれても剣崎は再び睦月を捕まえようとする。それを何回か繰り返すうちにようやく栞と虎太郎が追いついた。今度は虎太郎も睦月に飛びついて二人が借りで抑えにかかるも、
「う・・・あぁぁぁぁぁぁぁ!!」
一気に振りほどき、二人は投げ出されて尻もちをつく。虎太郎は仕方ないかも知れないが、剣崎まで簡単に振りほどかれてしまう。そして二人を突き飛ばした。その時、睦月の姿が一瞬蜘蛛に変わった。
「!!」
その一瞬を3人は見た。
「どういうことよ!?」
「まさか・・・睦月の中のカテゴリーAが暴走しているのか?」
睦月は唸り声をあげる。まるで人間の姿をした獣のようだった。そのときすぐ近くで「

キキッ

それは自転車のブレーキの音だった。この状況の中、最悪なことに自転車に乗っていたのは望美だった。望美はちょうど白井邸に向かうために森林公園を横切っていこうとし、鉢合わせてしまった。
「睦月・・・?」
望美から見れば睦月は錯乱しているように見えた。しかし事態はもっと悪い。睦月は望美のもとに向かった。睦月たちがいる場所と望美がいる道は小さな芝生をはさんでおり睦月は真っ直ぐ芝生を突き抜ける。
「望美ちゃん逃げて!」
剣崎が叫ぶ。しかしその声は一歩遅く、睦月は自転車を横になぎ倒した。望美は地面に投げ出された。砂が手を擦って痛かったがそれを気にしている余裕は今ない。
「!」
剣崎は起き上がって睦月に組みついた。何とか望美から引き離そうとした。しかし、
「うあぁぁぁぁぁぁ!」
睦月が叫び声を上げる。そして今度こそ、気のせいではない、まぎれもなく、睦月は人間ではなくなっていた。望美は、
「睦月・・・・」
呆然とその姿を見る。蜘蛛は剣崎を引き剥がして再び突き飛ばす。さっきよりも強くとばされ望美の隣に滑り込むように倒れた。
「くそっ・・・・!」
蜘蛛は両手を広げ叫んだ。敵意はいまだ剣崎たちに向いている。だが蜘蛛に望美は飛び込んだ。そして精一杯の力で抱きしめた。
「大丈夫。どんな姿になっても逃げないよ!睦月!!」
その声が届いたのか蜘蛛の動きが止まり、睦月へと姿を戻した。呆然と睦月は自分の胸くらいの位置にいる女の子を見た。しかし、
「邪魔を・・・するな!」
望美を突き飛ばして睦月は走り去ってしまった。


彼女は決めた。闘う意味を失い、絶望を知って尚彼女は立ち上がり、駆けた。最後に彼女ができること、それは一人の少年、闇に飲み込まれようとしている少年を救うことだった。あの少年に闇は似合わない。だからこそ、彼女はあの少年に光をもたらそうと思った。しかし手加減は一切しない。全力を持って少年と対峙する。光を得るかどうかは少年自身にかかっていた。しかし、彼女は少年が必ず自分を倒せるとも思っていた。なぜなら・・・・・その少年は『仮面ライダー』なのだから。

そうして睦月の前に光が姿を現した。

剣崎とキングがかつて戦闘した近くの河原だった。
「探したぞ・・・・」
睦月はうっすらと笑みを作りながら言う。
「お前を封印し、俺の力にしてやる・・・・」
アンデッドの臭いがする少年を光は侮蔑するような眼で見た。
「アンデッドポイズンの効果か・・・・・・」
「何?」
光は冷徹に睦月を指差した。
「お前の中のアンデッドが覚醒しようとしている・・・やがてお前はアンデッドどもに心を支配され・・・・」
そして最後通達のように言い下す。
「他のライダーたちに倒される」
睦月は戸惑いを見せたが、光は迷いなく自身の正体を現す。
「その前に、私が倒す!!」
虎が弾けるように睦月に跳んだ。横に回転しながらすれすれで睦月は回避した。バックルにカードを差し込みベルトを装着した。そしてカバーをスライドさせて、
『オープンアップ』
深緑の鎧を纏った。
「油断するなよ。私は手加減などしない!」
タイガーは自身の持てる最高速で駆けた。レンゲルは杖を展開し真正面から迫りくるタイガーの回し蹴りを受け止めた。踵と杖とがぶつかりあう。タイガーが即座に脚を戻し真上に跳んだ。レンゲルの頭上ですぐさま回転し踵落としを決める。レンゲルはバックステップで避けた。虎の踵が地面を抉り砂をまきあがらせた。本来ならそこで反動のせいで動きが止まるところなのだが虎はすぐに動いた。否、踵落としはブラフで全力で打ち込んだものではなかった。余力を残しながら舞い上がる砂の中から跳び出した。レンゲルがそれに気づいて杖で応戦するよりも速く、クローで殴りつけた。
「たとえ戦っても種族の繁栄はない・・・・」
レンゲルは杖の真ん中を右手で握り袈裟を斬りつけるように振るい、左手でそれを受け止めて杖を突きだした。しかし虎はそれを読んでいたかのように一撃目を腰をかがめて避け、突きを右腕のクローで弾いた。がら空きになった胸めがけて蹴りを打ち込まれレンゲルは地面を転がる。レンゲルは片膝をついて腰のホルスターからカードを二枚取り出した。
「偽りのファイトに踊らされていた・・・・」
その一撃を撃破せんと虎は待ち構える。
「私にも闘う理由などなかった・・・・」
『バイト』
『ブリザード』
「今の私は貴様と同じ・・・ただの獣だ!!」
『ブリザードクラッシュ』
虎の咆哮とラウザーから告げられる名が発せられたのは同時。レンゲルはすぐさま自身の力を使役する。急激な温度の低下が周囲に起こり、レンゲルは脚を振るう。タイガーの脚が凍り歩みを止めさせ、もう一度振るうと上半身が氷で覆われる。そしてレンゲルは宙へと跳ぶ。目の前にある氷塊を打ち砕かんと脚で挟み込むように広げる。が、

バリン!!

重い音とともに氷が粉々に砕け散った。体が自由になりタイガーはレンゲルを見た。レンゲルの動きは止まらない。タイガーはレンゲルの両足を掴んだ。レンゲルは逃げることができなかった。そしてタイガーは力任せに叩きつけるように投げた。転がっている石や岩がレンゲルの体中を打ちつけた。
「その程度で私を封印出来ると思ったか!」
レンゲルは次のカードを取り出しラウザーに通す。
『スモッグ』
それは撹乱用のカードだった。杖の先端から黒い霧が発生し、虎の視界を覆った。さらにレンゲルは、
『ラッシュ』
杖に力が宿った。霧の中にいるタイガーに向かって杖を突きだした。すると杖の先端の周りに幻影のように槍衾が発生した。だが、杖の動きが止められた。霧が晴れると虎が幻影の中から正確に本物の杖を握っていた。それを払いのけクローで胸を打ちつけた。
「アンデッドの力を借りるだけでは私は倒せない!」
河原の水たまりをレンゲルは転がった。その時に、自分の唯一の得物である杖を手から離してしまった。転がってしまった杖を拾う暇はなかった。タイガーが迫ってきていたからだった。レンゲルは立ち上がり応戦しようとする。だが結果は一方的だった。敵は特殊な能力こそ持っていなかったものの、体術を極めていた。高められた己の肉体によって敵を真正面から打ち砕く、それこそが虎の力だった。現に、レンゲルの攻撃は時にいなされ、時に弾かれカウンターを合わされている。そして遂に、レンゲルは胸にクローの一撃を受けて膝をついた。それを見計らってタイガーがレンゲルから距離を置くため後ろに跳んだ。降り立ったのは大きなな岩の上。そこでタイガーは身をかがめた。その姿勢はまさにクラウチングスタートの体勢。引き絞られた弓の矢のようにピンと張りつめられた空気が辺りを満たした。だがそれもほんの一瞬、タイガーは跳んだ。それは大砲の威力を持つ銃弾だった。

しかしレンゲルはなぜかそれが見えていた。スローモーションのようにタイガーが飛び立ち、こちらに弾丸のように向かってくるのがはっきりと見えた。前にも一度こんな訓練をしたか・・・なんて思ったのも一瞬。視線の先ではタイガーはクローを横に構えていた。その爪は研磨されて、鋭利なものに変化していく。それは鎧を簡単に引き裂くだろうと容易に想像できた。一匹の虎はスローモーションの世界の中で距離を詰めていく。レンゲルにはそれを打ち破る術がなかった

はずだった

右手の指先に何か触れている感触があった。それは慣れ親しんだ自身の得物のものに間違いない。レンゲルはそれを掴んだ。
「うわぁぁぁぁぁ!!」
ほとんど無意識のうちに叫ぶ。杖を真正面から迫ってくる虎めがけて突き出した。タイガーのリーチよりもレンゲルの杖のほうがリーチは勝っていた。斜め下から突きだされた杖がタイガーの腹に向かっていく。虎の目が一瞬見開いた気がした。刹那、

ドッ!

重い音が響きすぐに静寂が訪れる。さっきまでの叫び声も虎の咆哮も何も聞こえなかった。ただそこにいるのは、
「・・・・・」
腹に杖の三つ葉状の刃が突き刺さったタイガーと半ば呆然とそれを見るレンゲルがいた。レンゲルは杖を抜いた。刃に緑色の血がこびり付いていた。
「あぁ・・・」
タイガーの息はあまりにも小さかった。さっきの弾丸のようなスピードの衝撃を全て受けてしまっていた。タイガーは腹から血を流しながらレンゲルに近寄った。
「!?」
レンゲルはすぐさま刃を首筋に立てたが戦闘の意思はほとんど見られない。タイガーはレンゲルの腰に備え付けられたホルスターを開いた。
「っぐ!」
緑色の血を吐きだしながら一枚のカードを抜き取る。

カチャッ

金属音がしてタイガーのバックルが開く。その時、タイガーは光へと姿を戻して、
「よくやった・・・・睦月」
そう言い残して孤高の虎は封印された。
『Q アブゾーブタイガー』吸収

そして彼女のいた場所には黒い機械が一つ落ちていた。
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コメント

うおぉぉおぉぉぉお!
虎姐がぁ(涙。
こんばんは。今夜も良いもの読ませていただきました。
かつての特訓が、こんなところで活きた睦月くん。
追い詰められた瞬間に、アンデットとしてのレンゲルではなく、仮面ライダーとしてのレンゲルが表出したと思いたい。
さてはて次回はいよいよ闇との決着か、それともまさかのレンゲルキングフォーム登場か(ぇ。
まってま~す。

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